ラヤンラヤンってどんなところ?
ボルネオ島の北西に浮かぶ絶海の孤島のラヤンラヤン島は、季節風の関係で毎年3月から8月の間のみオープンしている、期間限定のダイバーズアイランドです。
ラヤンラヤン島に行くには、東マレーシアの玄関口・コタキナバルからリゾート専用機で約70分。
ラヤンラヤンとはマレー語でツバメを意味しますが、島の周囲には何万羽ものウミツバメやカツオドリが集まってきます。
この南シナ海に浮かぶ環礁の島には、ダイビングの拠点となる「ラヤンラヤン・アイランドリゾート」と、マレーシア海軍の基地があるだけ。
他にはまったく人工物のない、まさに大海原の真っ只中にあるリゾートです。
ダイビングについて
ラヤンラヤンの周囲は、水深2,000mまで落ち込むドロップオフになっていて、透明度抜群!
ダイビングポイントの数はリーフの周囲に13カ所、リーフの内側にセルフダイビング用のビーチポイントが1カ所の計14カ所。
外洋に面したポイントには、ハンマーヘッドシャークやマンタがやってきます。多いときには100匹以上の“ハンマーリバー”が見られることも。
またハンマーヘッドシャークに出会えなくても、ギンガメアジやバラクーダ、イソマグロ、カンムリブダイの群れ、レオパードシャークなど、見どころは盛りだくさんです!
ボートポイントは、一番遠いところでも20分ほどで到着。ほとんどのポイントはドリフトダイビングが基本で、アンカーロープはないので、中性浮力はしっかりと。
また手つかずのサンゴ礁が広がるポイントもあるので、サンゴに手をついたり、フィンで傷つけたりしないように注意が必要。
水深が深めのポイントも多いので、ダイビングコンピュータは必ずお持ち頂くことをおすすめいたします。
ポイントのご紹介
<ゴルゴニアンフォレスト Gorgonian Forest>
ハンマーヘッドの群れがよく見られるポイント。ハンマーが登場しなくても、ギンガメアジやバラクーダの大群、イソマグロ、カンムリブダイの群れが見られます。またサンゴの群生も見事。
<クラックリーフ Crack Reef>
エントリーポイントがリーフの大きな割れ目(クラック)の頂点にあるのが、スポット名の由来。その割れ目は水面から水深40mよりも深く続き、とてもダイナミック。イソマグロの群れが見られることが多い。ドリフトダイビングで潜ります。
<ナビゲーターレーン Navigator Lane>
手をつく隙間もないほど密集したサンゴ礁が見どころのポイント。元気に枝を延ばすウミウチワ・ウミトサカ、ミドリイシなどのハードコーラルも一面に広がります。ハンマーヘッドシャークが見られることも。
<ジェッティー Jetty>
ハウスリーフにある無制限ダイブ用のポイント。砂地が広がっていて、魚礁が沈められている。そこにはハゼやカサゴ、様々な幼魚類などが集まり、時にレアものも見られる。水深は最大10m。ナイトダイビングも可能。
シーズナリティー
インフォメーション
インフォメーション | |
国名 | マレーシア |
時差 | 日本よりマイナス1時間 |
言語 | 公用語はマレー語。リゾートでは英語可 |
気候 | 熱帯性気候で、一年を通して高温多湿。11月~3月は雨季だが、スコールと呼ばれるにわか雨が、降る程度 |
通貨 | マレーシア・リンギット(RM) リゾートではUS$も利用可。 |
チップ | チップは原則不要ですが、良いサービスを受けた際は、気持ちとしてRM2~5程度チップをあげることもあります。 |
電圧・コンセント |
220V、50Hz。プラグ形式はBFタイプ。 |