メキシコ・ラパス
執筆者 エンリケ
Valentina SOCORRO Nov29 Trip Report
Nov29 – Dec08, 2023
Nov29, 2023
お客様乗船日。
皆様予定通りに無事にご到着、各キャビンへご案内したあと
全般オリエンテーション及びクルーの紹介。
19:00 出港。
Nov30, 2023
往路は多少の波風はあったものの、大きな影響は受けずに
順調に南へ向かう。
Dec01, 2023
San Benedictoへ近づくと、私たち以外に既に3隻の船が到着しているうえ、
さらに次の1隻も近づいてきていることが判明。あまりに船が多すぎて
思い通りに潜れないことが予想されたので、急遽ルートの変更を決定。
一気にソコロ島まで行った。
Isla Socorro ( Cabo Pierce )
ソコロまで移動したことが功を奏し、4本潜れたのだが、残念ながら
水中のコンディションはいまひとつ。透明度は10m前後、水温は28ºC。
流れが非常に強く、思うように動けなかった一日。そんな中で、やっと
マンタが2枚だけは確認できたというところ。
Dec02, 2023
Isla Socorro ( Punta Tosca )
この日も4本。水中はフィーバーとはいかなけれど、マンタやハンマーは
ばっちり確認。タイガーシャークを見たグループも。
大物があまり活動していないように見られるのがちょっと心配。
Dc03, 2023
Isla Socorro ( Cabo Pierce )
3日めになり、やっと大物がしっかりと出始めた!
マンタやイルカと、特に午前中がソコロらしさが感じられる2本だった。
3本目になるとまたまた流れが急に強くなりはじめた上に風まで
吹き始めてちょっぴり苦戦。
この日は3本で終了。
Dec04 & 05, 2023
Isla San Benedicto ( El Cañón )
El Cañonで2日間。
初日は他の船が多かった影響で3本。
この日は一日中流れが非常に強い中でのダイビング。
長年ソコロで潜っているガイドも今までにこのポイントでは
経験したことのないほどの爆流に、せっかくのCañónも
ひたすら流れを避けてじっとしてるだけに終わってしまった。
次の日はリベンジでまた同じポンとにトライ。
1本目は昨日に比べるとかなり落ち着いてきていて、お魚たちを
楽しむ余裕が。ところが2本目、3本目になるとまたまた昨日のような
爆流。透明度もどんどん落ちてきて、さすがにもうこれは無理だと判断。
4本目はLOS TRES HERMANOSへ移動。Cañónに比べると流れはずっと
穏やかではあったものの、こちらも同じく水中で火山灰が舞い上がってしまって
透明度が低く、大物探しができない状態。明日予定のBoilerこそはきっと
良くなると信じて一日を終わる。
Dec06, 2023
Isla San Benedicto ( El Boiler )
ダイビング最終日こそはソコロの実力を見せたいとの願いが通じたのか、
昨日までと比べるとぐっと透明度が上がった。流れも落ち着いていて、
やっと心から「楽しい!」と言える一日になった。マンタが4枚、
リーフフィッシュも昨日までよりもしっかり観察出来、本領発揮とまでは
いかなくても、十分に楽しめた2本となった。
正直ずっとコンディションが悪かった今トリップだが、これも
自然相手にはどうすることもできないこと。こういう週もあると
謙虚に受け止め、また気を取り直して次のトリップ頑張ります!