タイ・プーケット
執筆者 八杉 明信
サワディーカップ、ワンステップのアキです。
前回のブログ「Part.1〜イベント編」から続いて年末年始ダイブクルーズのブログを。。。今回は「ダイビング編」。今回使用した船は、日本人にも人気がある「サワディファーサイ号」、全長37Mもある大きな船です!!もちろん船上は快適に過ごせます、良いダイビングには良い船から始めないと思う今日この頃です。
さて、今回は事前での海況予想は、風が前半から中旬までは強くなる傾向、その後緩やかに風がおさまっていくとの事。。。ですので、スケジュールは海況次第ですが、まずは二日間はシミラン諸島でじっくり潜り、後半で北上しリチェリューロックへ。。。結果的に自分はこのプランで良かったと思ってます。
そんな1日目、1本目は「ハネムーンベイ」。。。ここでは浅瀬の珊瑚、スタッグボーンコーラルがエルニーニョから完全回復し、視界一面に広がる景色は「さすがシミラン」って思います。ここではヤッコ系がお出迎え。タテジマキンチャクダイから始まりニシキヤッコ、固有種のエイブルズエンジェルフィッシュも多くいます。大きな根にはスズメダイが多く、ハーフ&ハーフダムゼルは僕のお気に入り!!ハナダイ系では、シミランならではのエバンスアンティアス、インディアンフェアリーバスレットが普通にいっぱいいます!!サンゴ礁のこのようなカラフルな魚は、シミランでも東側サイト、さらに南側に位置する島周りに多く、本当にとても綺麗でダイビング中はスローな時間なのですが実際はあっという間に時間がすぎていきますす。ww
2本目は、スリン諸島のモーケン族の先祖の民族文明の遺跡跡ではないかと言われ続けた「シャークフィンリーフ」。大きな岩が重なり合い、またシャープに切り刻まれたデザインはまさに。。。妄想を膨らませて冒険心がそそられるダイビングサイトで、中層のタカサゴ系も多く、シミランを代表する地形ダイブサイトです。なぜかここには、マダカスカルバタフライフィッシュを他のダイビングサイトより多く見ることができます。
3本目は、またまた珊瑚礁エリアの「ストーンヘンジ(湾側)」。こちらの珊瑚礁エリアは、ソフトコーラルが多く群生し、クマノミやチョウチョウウオも多く、シミランならではのシェブロンバタフライフィッシュやサドルバックバタフライフィッシュを見ることが出来、インディアンスモークエンジェルフィッシュも可愛かったです。またサンゴ礁の間にはパンダダルマハゼもお目見えしてましたが案内しようすると。。。もうめっちゃ案内するの難しいです。(泣)
4本目は、ナイトダイブで「ツナミモニュメント」。津波の後に沈められた銅像などがいっぱいありますが、ここでは偶然にも大きなドクウツボがウロウロしてるのに遭遇し、そのまま跡をついていくと。。。なんと目の前でクマザサハナムロをパクリ!!もう音が「バキッ」って聞こえるレベルで海のワイルドな自然界を垣間見ることが出来ました。
2日目「やばいデカさのバラクーダにロウニンアジが手の届くところに!!」、下の次ページ(2)で。。。