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タイ・プーケット
執筆者 八杉 明信 2022.02.03
3日目と最終日(ラスト)は、リチェリューロック&タチャイ島へ!!
2022年度の1本目、初ダイブはやっぱ世界でもNo.1ダイブサイトに選ばれた
「リチェリューロック」。元日の今日、風は収まりつつありますが、まだまだ波が高い。。。でもやっぱここは予報を信じリチェリューロックへ。。。
1本目はまだまだ波が高くエントリーも大変でしたがやっぱリチェリューロック、どこを見ても魚、魚、サカナ〜!!
根の周りにはどこもかしこもスカシテンジクダイにイシモチ系の魚にバラクーダの幼魚がぎっしり!!視界を外に向けるだけで、ツバメウオにピックハンドルバラクーダ、オニアジにロウニンアジ、ギンガメアジ、フエフキ系主にキツネフエフキ、タカサゴ系はイエローダッシュフュジュリアが多く、ジャバラビットフィッシュ。。。もう色々とぐっちゃり!!フタホシフエダイにキンセンフエダイ、カタクチイワシに。。。もうキリがないぐらい!!
2本目ももちろん「リチェリューロック」。1本目よりは少し穏やかな水中世界。。。根のまわりを見るとトマトアネモネフィッシュやカクレクマノミ、スカンクアネモネフィッシュ、さらによく見るとトラフケボリタカラガイやアンダマンウバウオ、アンダマンドギーバック、アンダマントリプルフィンも健在。他のチームはニシキフウライウオやタイガーテールシーホースにも。。。やっぱリチェリューロックは本当に魚がリッチ(豊富)です。
まだまだ潜り足りないのですが、3本目は海況を考えてスリン諸島「アオパッカード」。ここはスリン諸島でも特に珊瑚礁が美しく、スズメダイやチョウチョウウオ、ヤッコ系の固有種が多く見れるところ!!アンダマンバタフライフィッシュにガードナーバタフライフィッシュ、インディアントライアングルバタフライフィッシュ、メロンバタフライフィッシュにアンダマンダムゼル、ローランズダムゼル、ビックアイダムゼルなどなど、あっ、アンダマンフォックスフェースもたくさん見れました。砂地ではたくさんのヤッコエイに、目を凝らせばメタリックシュリンプゴビーに共生しているコトブキテッポウエビも。。。あるチームはイロカエルアンコウも見つけたらしいです。
最終日は、タチャイ島に!!今日は海況を考えて、ここで2本、最後に大物が来ないかな〜と願いながら潜ります!!前日のスリン諸島が少し濁りがあったせいか、もう「タチャイピナクル」、波があっても海の中はズコ〜ン、最高の透明度です!!周りを見ればカスミアジやロウニンアジが捕食で忙しくしており、タカサゴ系もやっぱ右往左往、見てる僕たちは最高でした。ここの名物の一つ「3Dウミウチワ」も健在。ウミウチワは性質上、流れに対してウチワを広げて育っていくのでみんな同じ方向に育つのですが、ここタチャイピナクルの流れの特性上だと思うのですが一個のウミウチワはどの方向にも育ってるのがあります。なんと世界のナショナルジオグラフィックも撮影しにきたぐらいですから。。。そのウミウチワも見ながら珊瑚を見ると、フタイロカエルウオの通常版とインド洋版が並んでおり、さらにその横にフタイロカエルウオのインド洋版にそっくりで目の後ろの色が少し違うイエローアイコムトゥースも並んでるという奇跡に遭遇!!1人興奮し、紹介するも生き物ですから結果動いてごちゃ混ぜに。ww ただここはイヤースポテッドブレーニーやスマイリーブレーニー(イシガキカエルウオのインド洋版)はかなり多くいるので簡単に見ることができます。大きなゴシキエビも岩の下を覗けばぐちゃぐちゃに。。。スペースがなく、天井に張り付いてる子もいたりします。さすが上、下という概念がない魚の世界です!!ww
そんなこんなで今回のダイブクルーズは終わりましたが、海の中は世界が誇る「やっぱシミラン、やっぱリチェリューロック!!」皆さんと大物のリベンジを誓い帰路につきました。
追伸|本当はビデオ撮影がメインでご参加いただいた方々にはビデオを編集し見れるように作成したのですがプライベートな感じも多くございますのでブログでの公開は。。。ww