カジキの集まる海 イスラ・ムヘーレスってどんなところ?
カンクンの沖、約10㎞の洋上に浮かぶ全長8㎞の小さな島がイスラ・ムヘーレスです。カンクンから定期船で30分ほどです。
とても近いので、カンクン滞在の観光客の日帰りツアーや週末を利用した地元の人が気軽にバカンスを楽しめる人気の島です。
白砂に囲まれたこの島は、完成されたカンクンから比べると、ほのぼのとした雰囲気と物価の安さから、南国メキシコを十分に味わうことができるのも魅力の1つです。
ダイビングについて
イスラ・ムヘーレスの海は、ビギナーから上級者まで楽しめるところです。
ダイビングポイントへは、ボートで20分くらいの距離。
島の周りに沢山のポイントがあります。
400の彫像を置いた博物館と呼ばれるポイントには、彫像の周りに色取り取りの魚が群れを作っています。
バラクーダやウミガメなどの遭遇率もとても高いです。
最も有名なポイントです。観光スポットとしても有名なこのポイントには、約500体以上の像が沈んでいます。
芸術として設置された美術品は、それ自体が漁礁となり、また稚魚・幼魚などの小さな水中生物を守る
命のゆりかごとして、たくさんの水中生物の住処となっているのです。
ジンベエザメとカジキが群れる海
ジンベエザメの大群とバショウカジキが群れる事で、世界中のダイバーから熱い視線を送られているのが、ここ【イスラ・ムヘーレス沖】なのです。
5月中旬~9月上旬まで、ホルボッシュからイスラムヘーレス沖にかけてジンベエザメが大集結します。
タイヘイヨウヤイトというカツオの仲間が、このあたりに産卵しにやってきます。その卵を食べにくるジンベエの数は数百ともいわれています。
1回のスノーケルで見れる数も1匹だけではなく、時にはジンベエザメに囲まれる事もあります。
ジンベエザメのいる海は、プランクトンが豊富で透明度があまりよくないというのが常ですが、ここでは透明度の良いところで、
ジンベエザメと一緒に泳げますので、写真派の方には、ぴったりの場所なのです。ジンベエザメ保護の為に、浮力の確保が必要です。
12月~3月にかけては、イスラムヘーレス沖ではバショウカジキとスノーケル海として人気です。
バショウカジキがベイトボート(イワシなどの餌となる魚が大きなトルネードになる)をめがけて捕食するシーンをスノーケルで見るというものです。
季節風の影響で海況が悪く、港がクローズになる場合もあるので、余裕を持った日取りが必要です。
シーズナリティー
メキシコ インフォメーション
国名 | メキシコ合衆国 |
時差 | 日本より-16時間。4月上旬から10月下旬まではサマータイムのため、-15時間 |
言語 | スペイン語または英語 |
気候 | 雨が少ない砂漠地帯。夏は気温が40℃を超える日が続く。4~7月、11月以降は朝晩が冷える為、ウィンドブレーカーなど防寒着が必要となる。 |
通貨 | ヌエボペソ(N$)。街中・ダイブショップ・クルーズでは米ドルが使える。街中での買い物では、おつりがペソとなるので、なるべく細かく両替するのがよい。 |
チップ | デイトリップUS$10/1日、キャンプUS$15/1日、クルーズUS$200~300/クルーズ中が目安。 |
電圧 | 110~115V、60㎐ |
コンセント | プラグ形式は、Aタイプ |